弱くて、だけど強がるわけで

そのくせ不器用で想い一つもまともに伝えられないで

「アイ」とかなんとかなんて素敵なコトバなんて言える勇気も素直さもあるはずもなく

遠回り遠回り行き詰まり

で結局

「本音までこの先4,2キロ」みたいな言葉しか出てこなくて

君は困ったように首を傾げて

だけどその刹那、滲む微笑が

夏を纏い始めた春の無垢な朝のようで

薄目で見とれてたくなる

だから

僕はこんな僕でいいと思って

そんな歌がどうしようもなく染みて

もうしょうがない

しょうがない

生きていたい